ぱんだの徒然日記

無二ぱんだが料理やスイーツ、気になる事を追求していくブログ

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年を取ったということなのだろうか。泣きたい場面が人とずれてる気がする

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つい先日の土曜日に、5夜連続で鬼滅の刃のアニメが放送されていました。

ぱんだはコミック派で先に完結編まで読んでしまいアニメは一切見ていませんでしたので、この機会に、と5夜連続鬼滅の刃のアニメ三昧。

相方さんはアニメは見たとのこと。

 

 

映画館で上映されていた鬼滅の刃の「無限列車編」

煉獄さんに焦点が置かれた作品なのかな?なんて勝手に思ってたんですよ。

劇場版を見た人のほとんどが煉獄さんが亡くなって歌を聞いたり煉獄さんを映像で見るだけで号泣したという感想を述べている人が多くて。

 

で炭治郎が仲間と出会い山から町へ降りてきて、さぁこれから列車に乗り違う場所へ移動しましょうか、と乗り込んだ列車で煉獄さんと合流しこの列車には鬼がいて、何人も犠牲者が出ているから、注意しろ、と警告を受ける。

 

それからてんやわんやとしながら、炭治郎と黄色い頭と猪がお互いをどう感じているかの描写と、煉獄さんの家庭の事情をやんわりと説明しているんですが、まぁー登場シーンが少ない。

仕方ないんですけどね。煉獄さんが、じゃなくて煉獄さん家にあるお父さんが持っていた「本」が、最重要な鍵になっているので。

 

こういうと多くの感動した方々に怒られそうですが、煉獄さんは炭治郎の鬼としっかり向き合い戦う覚悟をつけさせるための死なんだなーって。

煉獄さんが活躍するシーンは劇場版の最後の20分が醍醐味です。

 

上弦の鬼の一人と一騎打ちの闘いをし亡くなる場面で静かに炭治郎に教えを説く場面がこの映画の一番の感動シーンであり泣ける箇所だとは思うのですが、泣けませんでした。

 

「この人炭治郎の噛ませ犬役として登場して鬼を倒す鍵となる「本」の存在を炭治郎に印象付けさせる為だけに登場させてるなー。

煉獄さんが亡くなるのも産屋敷耀哉の家がきちんとやっていたらこんな悲劇は生まれない訳で、本当に憎たらしいな」

 

と煉獄さん死亡と炭治郎達が号泣する中で独り言のように呟いたら相方にこんな時に冷たい分析はいらんのよ!

突っ込まれてしまいました。

 

なぜぱんだは産屋敷耀哉が憎たらしいと思うのかは、コミック全巻を読んだ上でのネタバレ感想を述べているこちらの記事をどうぞ。

 

www.pandablog.xyz

 

いや……まぁ……だってねぇ……。

 

そうそう、関東及びフジテレビ系列では2021年9月25日の21時~23時45分に劇場版無限列車編がテレビ初放送されましたが、青森では9月29日の19時~21時45分、四国では10月2日の13時~15時半というお昼の時間帯、山口と山梨放送では、10月3日の12時54分からと13時からと、それぞれお昼の時間帯に放送されることになっています。

 

なるべく家にいて、ということなのかな?

 

地方によって視聴者の活動時間の差がテレビ放送時間にも表れているのが面白いですよね。

 

そうそうぱんだがこのアニメシーンで唯一涙ぐんだ場面は、猪が炭治郎と黄色い頭だけでなく、煉獄さんの死を向かい入れて泣いていた、という場面にぐっときました。

一人でいるんじゃなくて、色々な人と繋がりを持つ事で心の成長が一気に加速してぐんぐん育つんだなぁと感動したシーンでした。

炭治郎のことも大事に思っていましたしね。

 

まぁちょっとツンデレ要素が高い犬しか見えなくもない…。

 

165分という長いアニメーションの中でいかに視聴者を楽しませて飽きがこないように、炭治郎の冗談が通じない性格と黄色髪の臆病だけど一番冷静な性格と、もはや人ではなく獣人化した猪として描かれているコメディタッチで描かれている落差が激しい点が見ていてなんとなく、子供向けに感じてしまいました。

 

劇場版は鬼滅の刃の制作では年齢制限は設けておらず、映倫の方では12歳未満の子どもは保護者同伴という形式でしたけどね。

 

血やグロい映像が確かに出てきますが、実物の妊婦さんの出産シーンに勝るものは無いように感じますし、人は刃物で切られると赤い血が飛び散るものだ、と子供に伝えるには良い機会なのかなと見てて感じました。

 

血や生臭いシーン、人の生死にかかわる場面に遭遇することが無いならそれに越したことはないと感じる人もいるかもしれません。

 

しかし宮崎駿さんも「もののけ姫」で首や手首が飛ぶシーンが登場していますし、より現実味がありアニメの中だけの出来事で実際には無い場面ばかり出てくるのを見させて、この世界の悪い面を見せずに育てるのはいかがなものかな、と思ってしまうのですが、それは10歳ぐらいから身内の不幸で葬式に参加し、骨を骨壺に入れる行為を体験しているレアなぱんだだけかもしれませんけどね。

 

ぱんだには、死とは何か?を10歳の時に学ぶきっかけになりました。

不幸や辛いことがある反面、幸せなこともある。

思春期で辛さに直面すると慣れてなくて立ち直れない場合が多いと思うんですが、すでに辛い場面に遭遇したことがある身としては、幸せな時間が必ずやってくるし、見つける事が出来ると信じることにも繋がりましたので、血なまぐさいシーンや暴力シーンから受け取るものは、悪いものばかりでも無いのかなー、なんて。

 

見た後の心のフォロー、現実を丁寧に生きることの重要さはアニメや映画を一緒に見たご両親が子供へ説いていけばよいだけだと思うのです。

そういうコミュニケーションの場をきちんと持つ時間や心の余裕をまず持つことが大事であり、現代では中々難しいのかなー。

 

劇場版無限列車、またこれから始まる遊郭編、また無限列車にどうして煉獄さんが乗り込むことになったのかのエピソードが新作アニメとして10月10日(日)夜23時~全5話で放送されるらしいので、録画するなりして後日お子様と一緒に見て感想を述べあう時間を作れたらいいですね。

 

ではまた。