実家からヘアサロンへ通っていた時は、電車で片道1時間。
新居に越してきてから、現地で探そうにもよさげなヘアサロンが見つからず。
なんていうの? ヘアサロンの働いているスタッフの男女がどの位居るのかとか
写真で見る雰囲気って重要じゃない?
そんなこんなで今も同じヘアサロンへ通い続けているんだけども。
片道1時間半電車に揺られるようになり、ちょっと遠くなった事で行く回数も減ってるのね。
そしたら、まぁ白髪染めやらカラーが落ち切って、相方から山姥って呼ばれる始末。
誰が山姥じゃい!!
新年迎える前に、髪も綺麗にしなきゃーと思って鏡をまじまじと見たら……うん、山姥いた。
山姥にしか見えなくなったぱんだです、こんにちは。
これはやばいとヘアサロン予約取りつけてパープルアッシュというカラーにして貰い
帰宅してきた相方に、みてみて~んと披露したら
「鬼?」 誰が鬼じゃ!
「じゃぁ山姥?」 山姥はもう卒業したわっ! (卒業という返しもよく判らない)
見た目がそうなのか内面で遊ばれているのかよく判らない…後者だろうな…くそがっ
今年の節分は鬼役になって、相方に大豆ぶつけまくろうかと企んでいたのですが
ふと相方に、ぱんだの実家でやっていた節分の時のいわしのことを聞いてみたら
それ何? 聞き返されまして。
はぁ~ん??
あれこれ10歳の年の差からくるもの??(相方とぱんだは10歳年が離れています)
地域によって違うもの?? ぱんだ家だけ?? ちょっと不安になって調べ見てました。
ぱんだ家でやっていた物はなんだったのか、真実はあたな次第。
いわし柊は鬼が嫌う魔除け
時を遡れば平安時代から続いてる風習で柊の葉のとげとげと、焼くことで教説な匂い出るイワシを一緒に置くことで玄関から先の家の中に鬼を入れないようにする魔除けの一つとされてきたのだそう。
故事には「鬼の目突き」と呼ばれるものがあり、これは柊の異名らしい。
西日本では、画像にあるように、焼いたイワシの頭を柊に刺して飾る家があるようだけど正式には、えらから目玉に向かい突き刺すのが正しい方法なんだとか。
イワシは生?焼いてから?
西日本だと、イワシは焼いて頭部分のみを柊にぶっさすのが主流。
やいかがし(焼臭)と呼ばれてるくらい。
焼いたイワシの煙を鬼が嫌うから、生ではなく焼くのが良いよ。
小さい頃のぱんだは、なんで柊といわしなのかと祖母へ聞いたら
「この二つは鬼が嫌いものなんだよ、柊のトゲが眼を刺すと恐れられ、またイワシの臭いで鬼は家の中まで入ろうとはしないんだ」と話しておりました。
高齢者は古いことを色々知っているから聞いてみると色々出てくるかもしれないね。
どうやって飾るの?
柊いわしは、魔除けで鬼を家の中に入れさせない物なの。
だから、飾るのは、玄関の外。
間違っても中に飾っちゃだめ。
鬼が入ってきちゃうし、意味ないからね。
画像のように置いておく場合もあるし、玄関の外に刺せるように設置する場所が設けてある場合も。
玄関の外に何で柊の枝をつけたらいいの!! という人はそのまま画像のように置くのもありだと思うし、玄関の枠に荷造りの紐で括りつける手もあると思います。
ぱんだ家も昔は、ぐるぐる巻きで括りつけてました。
どの位の期間飾って置けばいいの?処分方法は?
これは地域によって異なるっぽい。
ぱんだのところは、節分の翌日には片づけてました。
なので、ご近所さんかご高齢の方に話を聞いてみると良いかもしれません。
あとね、イワシの処分方法だけど、一応魔除けとして使用されたものなので、存外に扱ってはいけないものなんだって。
新聞紙に柊イワシを塩で清めて包んで一般ゴミとして捨てるのが主流みたい。
ぱんだ家では、灰になるまで玄関先で焼いて、土に埋めてました。
その方法も間違ってはいないっぽい。
でも今そとで野焼きそのものが制限されてたりもするから、素直に塩で清めて~の方法が良いかも。
新聞紙なんてない!! という人は何も新聞紙にこだわる必要はなくて
半紙でも大丈夫だから、柊とイワシを買うついでに半紙も買うといいかもね。
最後に定番レシピ、いわしの甘露煮を紹介。
いわしって小骨が沢山あって食べにくいんですよね~。
気にならない相方みたいな人もいるし、気になるぱんだのような人もいるし。
なので、骨までバリバリ食べられる甘露煮なら、おかずの一品にもなるし
年越しそばの時の具材にも作れますよねっ。
こちらクラシルさんは、いつも夕飯のおかずに迷っている時に利用しています。
何が必要で、どういう工程で作ればいいのか、10分ほどの短い動画で魅せてくれるのでとても分かり易いです。
えっ、ど、どうイワシを切ったらいいの? 最初ぱんだはイワシの甘露煮と聞いて戸惑いましたから…。
骨まで食べられる いわしの甘露煮 作り方・レシピ | クラシル
節分にいわしと柊が売られているのは魔除け?どうやって飾るの?のまとめ
いわしと柊は鬼から家を守るための魔除けの役割だったようですね。
玄関の外に立てかけて置くのもありですし、荷造り用の紐で括りづけるのもあり。そっちのが片づける時も楽でいいと思います。
処分する時は、邪険に扱わず塩で清めてから捨てるのが無難で、飾る期間は地域差があるから近所やご高齢の方達に聞いてみるのが一番早いってことだねー。
ぱんだの祖母は、もう亡くなっているからイワシ柊は祖母との思い出として残っているのでした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。