ぱんだの徒然日記

無二ぱんだが料理やスイーツ、気になる事を追求していくブログ

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「若竹煮」とは?由来とタケノコを日持ちさせる方法

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春になると食べる料理の一つに若竹煮というものがあるようです。
でもこの若竹煮ってどういうものかあなたは知っていますか?
無二ぱんだは、たけのこを煮た料理かと思っていました(汗)

 

春に食べる料理といえば、ひな祭りのちらし寿司、菜の花の和え物、ふきのとうの天ぷら、若竹煮など春に芽吹く旬な野菜を使い色鮮やかな料理が食卓に並びます。どれもほんのり苦みもある、だがそれがイイ!料理ばかりです。

住んでいた地域によるのかもしれません。
無二ぱんだ家ではタケノコよりもう少し細いたけのこを使った煮物をよく食べていたんですね。
この細いたけのこは水煮になった状態で缶詰になり田舎から宅配で冬から春にかけて届いていたのです。

 

ですので若竹煮って何?と無二ぱんだと同じように思われる方に若竹煮とは何か、タケノコとわかめの煮物の名前の由来やタケノコの灰汁の抜き方、日持ちさせる方法など質問したらすぐに答えられるように色々と調べてみましたので是非ご参考にしてみて下さいね

「若竹煮」とは?由来とタケノコを日持ちさせる方法

若竹煮の読み方と由来

さてこの料理の名前は、わかたけに(若竹煮)と読みます。
この料理に関して無二ぱんだは若いタケノコを煮た料理だとばっかり思っていたのですが実は使うものはタケノコだけはありませんでした。

 

若竹煮の若は、若芽(ワカメ)を指しており何故それが春の食材になったかといいますと海藻から羽状に新たに生まれた芽が普段私たちが食べている若芽(ワカメ)になっているんだそうです。
眼から鱗ですね…。

 

ここから、春に新たに生まれた若い芽(ワカメ)と春先に土から生えるタケノコを春の出会いとして合わせた料理が名前の由来になっているらしいのです。
また大抵はこの2つの食材に、春に芽吹く木の芽(山椒の新芽)を添えているのも特徴だとか。
海の物と土の物それに木の物を組み合わせるって代表元素の最強ダックみたいですね!
ワカメを漢字で書くと若芽と書くこともあるとは知りませんでした(泣)


若竹煮の作り方

用意するもの 2~4人前分

・タケノコ 水煮してあるものだと便利 生の場合は下処理がある
・わかめ  乾燥わかめでも      生の場合は下処理がある
・木の芽 スーパーで手に入ります

・米ぬか 1/2カップ

・米のとぎ汁 米ぬかが無い場合の代用

 


■必要な調味料

・白だし 50cc(ml) または大3と小1
・酒   大1
・みりん 小1
・水 300ml 1カップと1/2

 


下処理 生タケノコの灰汁取り編
1、タケノコの皮を2,3枚むく うぶ毛がなくなるぐらい
2、さきっぽの部分は横にぶった切る
3、縦にタケノコに切り目を入れる
4、鍋にタケノコととぎ汁を加える たけのこが見えなくなる目安
5、強火でとぎ汁が沸騰するまで煮て、そのあと弱火で1時間煮る
6、爪楊枝か串でタケノコを刺して奥まで刺さればOK
7、半日そのまま放置


この作業がとっても面倒ですので


「そんな時間なんてないわ!!」
という方は素直にスーパー等で水煮を買うのをお勧めします。(無二ぱんだもメンドクサイなって思います)

 

下処理 生わかめ編

1、塩がついて縮れている生わかめの塩を水で洗い流す
2、お湯を沸かし10秒か15秒わかめに湯引きする

 

■下処理 乾燥わかめ編
1、水に乾燥わかめをいれて5分放置
2、わかめが増えて元の状態になればOK

☆調理編

水煮のタケノコを袋から出したら、一度水洗いをして下さい。
そして縦にザクザク切りにしたら、鍋に調味料とタケノコを、若芽、タケノコを入れて落し蓋をして弱火でコトコト20分ほど煮たら器に盛りつけ、木の芽を添えたら若竹煮の完成です。

 

もし、落し蓋がない場合はアルミホイルを少し折り畳んだのを置いても代用出来ます。
無二ぱんだ家は落とし蓋がないのでいつもアルミホイルにしています(キラキラしている面を下にして使います)

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タケノコを日持ちさせる方法

沢山のタケノコを作ったら翌日も食べたいですよね。
そこで日持ち出来る方法をいくつか紹介します。

 

☆タケノコの水煮の作り方
1、灰汁を取り、味付けをしていない状態のタケノコを使用します
2、空き瓶を煮沸消毒させて瓶を煮るための鍋を用意
3、瓶の中にタケノコを入れる
4、水を蓋までめいっぱい入れる
5、瓶を鍋にいれて水を張る 瓶とタケノコを消毒する意味があるので水は瓶より下です
6、30分沸騰させる
7、瓶に蓋をしめて30分煮る
8、冷めるまで放置 タケノコの水煮が完成

 


☆タケノコの冷凍保存
若竹煮で使ったタケノコをそのままジップロックに入れて冷凍保存すると
タケノコの繊維が壊れ食感が良くありません。

 

ですので、残ったタケノコをいちょう切りをする感じで細かに切ります。
サランラップに切ったタケノコを起き、上から砂糖をまんべんなくまぶしてラップで包みジップロックに入れたら、冷凍保存出来ます。

何でもそうですが冷凍焼けを起こしますので1か月を目安にした方が良いですよ。

 

「若竹煮」とは?由来とタケノコを日持ちさせる方法のまとめ

いかがでしたでしょうか。
まさか若竹煮の若という字が若芽(ワカメ)から来ているとは思いもよりませんでしたね。
一緒に食べる際にはお子さんにこれで説明することが出来ますね!

 

タケノコは春に食べる旬な食材でコリコリとした食感が凄く美味しい食べ物ですが下処理の手間暇が凄く掛かる面倒な食材ということが理解出来たかと思います。

 

今はスーパーで季節関係なく手に入る食材ではありますが、タケノコが土から顔を出す時間って朝早いんですね。
太陽が完全に昇ってしまう前に掘らないとエグみが強いタケノコになってしまうので。

 

ですので、灰汁取りの手間暇の時間を考えたらどうやっても朝早くにタケノコを手に入れないと夕飯時に食卓に間に合いません。
と考えると、昔の人はその時期に頂く食材を丁寧に扱い食べていたんだなぁと感慨深い気持ちになりました。

 

また大量に手に入れた生のタケノコを日持ちさせるには水煮か砂糖をまぶしてジップロックで冷凍保存する方法が一番便利で持つかな、と思いました。
他にも各ご家庭で保存させる独自の方法もあると思いますので、祖母やご高齢の方に訊いてみて下さいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。