SNS上で求人募集をしている会社ってありますよね。
一見すると何をやっているか分からないホームページに年収1憶稼いでいるとか凄腕の社員がいると自慢している社長が発信しているアカウントなど。
「数字だけ」見ると凄く稼いでいるように見えて、自分もそこに入社したら給料増えるかも!?毎月旅行へ行けたり美味しい料理を食べたり海外旅行も優雅にクルージング出来たり、そんな理想的な夢を全面に押し出してくる会社とか。
まともな感覚ですと、ここで怪しく感じるのですがこれが知人からの紹介だったりあなたの給料がすごく少なくて、まともに旅行へ行けていない、美味しい食べ物も節約して食べれていない、豪華な思い出なんてとても……悲観的に感じていると、夢語りの会社は胡散臭く感じる以上に自分もそうなれるかもしれないと思い込んでしまいがちです。
実際、思い込みを利用して売り出している会社も多いですしね。
では、そういった会社に入って辛い思いをしないようにするためにはどうしたらよいのか?
会社の情報を調べることが重要ですので、今日はそのポイントをお話しようと思います。
是非参考にしてくださいませ。
雇用なのか業務委託なのか調べる
求人サイトに掲載する場合、業務委託の場合は業務委託と掲載しないと違法になるため間違いはあまりおきませんが、SNS上では業務委託という言葉を使わずに募集してくるので注意が必要です。
・個人事業主として契約
・自由な時間、自由なお休みを決定することができる
8時間労働のルールや残業が無くて、差し引かれる保険料が無いならラッキーじゃん!と思っているなら、ちょーーっとまったー!
残業や差し引かれる保険料、最低賃金は、雇用契約を結んだ労働者のみ適用されますので、業務委託……それも個人事業主と契約している場合には、適用されません。
法外な時間に働かされたり給料が労働と見合ってなかったりしますので要注意です。
こういったことを謳い求人募集してくる会社がすごく魅力的に映ったらこちら
リンク先は日本年金機構内にあるページで、会社の都道府県と法人番号を打ち込んでみましょう。
会社全体で何人が雇用契約を結んでいるのか「数字」で表示されます。
ホームページ上では150人の社員がいると記載しているがリンク先に入力してみると3人だけなんて事も……。
また法人番号が分からない場合は、
こちらをどうぞ>>>>国税庁法人番号公表サイト
国税庁の法人番号では、架空の会社かどうかも調べることが出来ますよ。
では次。
特定商取引法
株式会社を名乗る会社内ホームページに自社商品(講座など)を売っている場合、サイトの一番下に特定商取引法の記載があると思います(無いとあかん)
見るべき箇所は、そこの住所欄。記載されている住所が実在する場所かどうか。
住所をGoogleに入力し、MAP表示させましょう。
グーグルアースでレンタルオフィスだったりよくわからない畑だったりマンションの駐車場が出たら、アウトー!
逃げましょう。
怪しい会社かどうか知っておきたいたった二つの方法とは?まとめ
「厚生年金保険・健康保険適用事業所検索」と「国税庁の法人番号」を調べることで、その会社の社員数や資本金、住所、社長名、業務委託している人が何人いるのかどうか、架空の会社かどうか調べることが出来ます。
会社の資本金や経済情報が知りたい場合は、帝国データバンクを。
契約する会社が傾きかけているかどうかの判断材料になります。
また無いとは思いますが、東証一部上場しています!と言っている会社が怪しく感じたならば、
上場している会社を調べることが出来ます。
SNSでちょっと魅力的に感じる会社があるけど怪しい感じもするという場合にご活用下さいませ。
あなたのお役に立てたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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