数日前に、Twitter上でとある内容がバズった。
「スプラトゥーン3で初心者である父が敵側から煽りを受けている現場を隣で見ていた娘が怒り、娘が煽ってきた敵をボコボコにし返した」という内容である。
スプラトゥーンとは人間の身体と烏賊の形態になる生体が様々な武器を用いて領地をインクで塗りつぶす領地陣取りゲーム。
煽る行為は、人型と烏賊型を交互に素早く動かす動作を指し、スプラトゥーン内の言葉でこれを「アオリイカ」という。
んでね、そこへのリプでタイトルにあるように、「ネット全般において、自分のアカウントを他者にプレイさせることは利用規約違反です」って意見してる人がいて驚いてしまったの。
ぱんだは今は専業主婦でアラフォー、でも昔からずっと20歳の時にパソコンを手に入れてからずっとネットゲームをやってきてる人からすると上記の発言は驚くんだけど、全くやらない人からしたら、個人の任天堂アカウントでプレイしてて、隣にいた友人や家族にコントローラーを渡してプレイしてる状況、字面だけ見たらそう捉えて勘違いする人もいるのかなぁ……って。
自分のアカウントを他者にプレイさせる
これは隣にいる人にコントローラーを渡してプレイする意味ではなくて、
自身のアカウントを相手に教え、相手の画面に教えて貰ったアカウントを入力してプレイする行為を指すのね。
「不正アカウント」と呼ばれるものは自身で作成したアカウントを利用するのではなく、他人のアカウントを何らかの状況で入手し、自身のパソコンに打ち込んでプレイする行為。
そもそも、パソコンにはそれぞれ製造番号が1台に1つずつ記載されていて、他人と同じということはあり得ないのね。スマホも同じ。
それを購入者のものと断定するために、支払いにクレジットカードを使ったり、個人情報の入力をしているわけ。
だから、このアカウントはこの製造番号のパソコンから、またはこのプロバイダーから繋いでいる、と認識しているはずが、違う製造番号、またはプロバイダーから繋がれていたら「不正なアカウント」となるわけ。
まぁぶっちゃけてしまったら、夫婦間やカップル間でアカウントを教えあいっこしてて、ネットゲーム上のキャラクターは相手から同じに見えても、利用している中身が本人じゃなければ、それも違反にはなっちゃう。
でもそこは二人だけが知りえる情報であり、他人に話さなければ分からない部分だから、当たり前のようにされている行為ではあるけど目立った話が出てこない理由はここにある。
テレビ番組で、老婆に仮装して一般人の中に溶け込んでいるけど、実は中身は凄腕のアスリートでした!とかその道のプロでした!とかの企画があるじゃない?
ガンシューティングゲームで普段はよわよわなキャラクターがその日1日だけ何キルもして敵を倒しまくっている状況を見たら、ぱんだは中身を疑う。入れ替わってるんじゃないか?って。
中身が居なくなってて、BOT化してるキャラクターもいるけどね。
個人のアカウントを他者にプレイさせる意味、理解できたかな。
色々わかりにくい話をしてしまったけども。
まだよく判らない……というならば、あれだ。あなたのクレジットカードを他人に渡して、好きに使っていいよっていう行為は良い事か?いけない事か?ってこと。
感情抜きにして倫理的に見て、どう思うかな。
隣できちんと判断し静止できる状況かどうか。
そこが分かれ道。
なぜ、こんなにも自分のアカウントを他者にプレイさせる行為はやめましょうという声が上がったかといえば、過去にネットゲームが生まれ始めてから、事件になったりしたケースが多々あるからです。
さっき支払い関係やプロバイダーによって、個人のアカウントは異なる、って話したじゃない?
イカで何時間もプレイして外見、服装も好みのものを購入したり課金して武器を買ったりするじゃん。それをさ「お前のキャラクターとか持ち物見たいからちょっと貸してよ」ってネットで知り合った友人に言われて、アカウントとパスワードを教えたとする。
数日後、またイカをやりたくなって友人にアカウント返して、て連絡取ろうにも音信不通になって連絡付かないとか、ログインできなくなったとか、勝手に課金されまくってるとか、買ったはずのものが全て売り払われていたとかも有り得なくはない話なのよ。
苦労して時間を費やしてドロップして手に入れたものを、他人が勝手に売りさばいたらむかつくよね?推しのグッズを彼氏彼女、嫁旦那が勝手に捨てたら嫌よね?
「アカウントを他人に教える」という行為がどれほど罪深い行為なのか、考えてほしい。間違っても、隣にいる人にプレイして貰った行為ではないことも。
欲望に任せて悪知恵を働かせる人を避けては通れず、一定数いるので、見る目を養うか、初見から疑ってかかって様子を見るしかないと思います。
ストレス発散や息抜きに選んだゲームで、ストレスを増やしてしまったら辛いですからね。
正しい理解でゲームは楽しんでほしいと思います。
ではまた。
最後までグダグダなぱんだの独り言にお付き合いくださりありがとうございました。