怖い夢って目が覚めたときに心臓がドキドキしたり、冷や汗がダラダラでたり、夢の中で誰かに追いかけられたり、はたまた歯が突然抜けたりと、まるでアクション映画の主演をしてるようなものが多いですよね。
こんばんは、無二ぱんだです。
さて今日見た夢は、登場人物が過去の夢にも出てきてて、話している内容も覚えており、その続きの一部分が記憶から抜け落ちていて過去に登場した人物に抜け落ちた記憶の一部を問おうとしたら強制的に空間を破り現実世界へ引き戻されたというホラーな夢のお話。
潜在意識や哲学、心理学者うんぬんかんぬんの話はとりあえず置いといて。
最後までお付き合い下されば幸いです。
◆登場人物◆
・リーゼントの男、年齢は30代、身長は180cmくらい
・サラサラな髪の無表情の男、年齢は20代、身長は170cmくらい
・ストレートロング黒髪の女性、年齢は30代、身長は166cmくらい
・無二ぱんだ、外見不明、身長も不明、性別は女性
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壁が一切なく円形の空間の中央に、長方形の大きな机が一つぽつんと置いてあり、その机を囲うように椅子にサラサラ髪の男と黒髪の女がそれぞれ座り、何やら会話をしていました。
空間は外から見るとシャボン玉のようにも見えましたが、透明な壁?の厚さがどのくらいあるのか全く分からなく、ただ真っ暗な空間の中に浮かびひときわ眩しく一つだけ存在していたのです。
その中に、突然ぱんだは投げ込まれました。
驚く様子も見せずに話をしている二人に、ぱんだは話しかけました。
「ねぇねぇ、一体なんの話をしているの?」
2人ともぱんだの問いかけに、何当たり前のことを聞いているんだといいたげに話し始めました。
「はぁ?さっきの話、聞いてなかったの?依頼を頼まれたのよ。*******を探してこいって。ここには居ないから、違う空間へ探しに行かなきゃいけないけど、当たりを付けていった方がいいっていう話になって場所を確認してるところじゃない」
「そうそう。ここにはすぐに戻って来れるけど、別の場所へ行ったらすぐには戻ってこれなくなるから全員で行く必要がある、って話したじゃん」
ご丁寧に何をしたらいいか説明してくれる二人。
どうやらこの空間は特別な場所で、ここ以外への移動は危険を伴うもので、全員一緒に行動が必須のようでした。
リーゼントの男は携帯?受話器で何やらモメている様子。彼は行かないっぽい。
「さーて、それじゃ目星もついたらいこっか」
髪で判断させるのも判りにくいので、この人をO男と呼ぶことにしよう。O男は地図のようなものを見ながら、ぱんだの方へ振り返った。
黒髪ロングの女性がぱんだの手を取りO男の手を取った瞬間、どこかで見たような場所へ瞬間移動してきた。
「うーん。この場所からね、*******はどこかにいると思うのよねー」
黒髪ロング…この女性は今後R子と呼ぶことにしよう。R子は地図と周囲を交互にみながら呟いている。
O男もR子もこの場所が初めてのようにキョロキョロ辺りを見渡しているんだけど、どう見てもここは日本のどこかの風景。海近くに坂道があって白いガードレールがあって金網の中に木々が生い茂っている。どこにでもあるような懐かしい風景がそこにはあった。
なぜか3人が着ている服が洋服っていうのが不思議なところ。
不思議といえば、*******これ。なんて言っているのかさっぱり聞き取れないんだよね。その部分だけザーーって砂嵐のような音がしてて判らない。
あちらこちら3人で歩き回り、ときに建物の下をしゃがんだり跨ったりくぐったりしても見つからなくて。どれくらいの時間歩いたのか、ウロウロしまくった後に一旦戻ろうっていう話になった。
そう簡単に戻れるものなのかな?
不思議に思ってたけど、行く時と全く同じで3人で手を取り合った瞬間、真っ暗な中にぽつんとある白い空間、長い机と椅子があるあそこへ戻ってきていた。
「やっぱりさー、この依頼主の方が怪しくない?いるのかなー*******」
散々歩きまわったが本当にいるのか怪しいものを探していたようだ。
O男とR子は依頼主が怪しいという会話に夢中になっているのを聞きながら、ふとそういえばあのリーゼント男は?気になって辺りを見渡すと、電話はすでに終わっていて、ポットからお湯をコップに注いでいるところだった。
「あっ!!」
思わず声が出てしまったぱんだの声にびっくりしたリーゼント男。
その行動と顔に見覚えがあった。それは以前見た夢の中に出てきた男だった。
なぜそう思ったのか判らないんだけど、咄嗟にそう感じたんだよ。
確かその時の説明で*******がどういうものか耳にした記憶があったんだけどぱんだは思い出す事ができなくて、この男ならその時の記憶を持っているかもしれない。
聞かなきゃっ。
「あ、ねぇねぇ。あなた以前、夢の中に出てきたよね?*******について説明を受けたの覚えてない?あれなんて」
ぱんだがリーゼント男へ質問を投げかけようとした次の瞬間。
突然視界は真っ黒な影の男がぱんだの頭上に現れ分厚い何かを破る仕草をした途端、現実の世界、夢から目覚めたのでした。
まるで*******を知ってはいけない。あの男にその話をしてはいけないかのように。
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分厚い何かを切り裂いたり思いっきり紙とか破ろうとするとベリベリベリって数枚がめくれていく描写があるじゃないですか。あの描写を真っ黒な影がしてきたのです。
寝ているぱんだの真上で黒い影がいきなり何かを破ったかと思うと、眠気も全くなく突然コールドスリープ状態から目覚めたようにパチっと現実世界へ引き戻されました。
目が覚めたぱんだが取った行動は、あ~これは話しかけちゃダメなものだったんだ。あの*******は思い出したり聞き取ってはいけないものだったんだな。思い出しながら清めの液体を両腕にぬりぬり。
再度布団に戻り、眠りについたのでした。
この夢はいったいなんだったのか。*******を思い出そうとすると頭にモヤが掛かり怖い、という感情だけが出てくるのでそれ以上の詮索ができず。
さて今日の夢日記はこれにておしまい。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
では、また。無二ぱんだでした。