何のことかといいますと、こちらのニュース記事です。
イトーヨーカ堂が早期退職を募集し始めたらしいのです。
イトーヨーカ堂が早期退職募集、45歳以上の社員対象…コスト削減のため本社移転も : 読売新聞
このニュース記事を最初に読んで思ったのは、あ、あの東京タワーの隣にあった本社って自社ビルじゃなかったんだ、でした。
ネットスーパーの業績をそのまま黒字計上するべく、新たな倉庫を設立したとお気持ち記事を書きましたが、どうも考えている所が時代錯誤というか、目先の事しか見えていない気がしてなりません。
お気持ち記事はこちら ↓ ↓
地域によって店舗型から配送型に変更したことで苦情が殺到しているようで、電話を取る専門のスタッフのサポート部門が無いんじゃないかな。
苦情が続いているなら、いっそ苦情の元である商品を取り扱わない方針を取ったっぽくて、ぱんだが利用していたイトーヨーカドーネットスーパーを覗いてみたら、ものすごく取扱商品が少なくなっていました。
せっかく家に居ながら、現地に行くのと同じ感覚で品質の良い商品が買えるのが、イトーヨーカ堂ネットスーパーの利点でしたが、配送センターになったことでそこが縮小し、メーカーの通販サイトで買えるような冷凍食品の取り扱いが増えていました。
冷凍食品ばかり良い物を集めてもね、冷凍庫に仕舞い切れないのよ~。
イトーヨーカ堂ネットスーパーのウリは、スーパーに置いてある惣菜やセブンイレブンのお惣菜がネットスーパーで買えるところが良かったんですよ。
その売りを苦情が来るからで配送センターや巨大倉庫から調理場を排除してしまったら、お惣菜目当てで出来上がりのものをコンビニより安く買いたい利用者がいなくなるということで……。
それも新規参入させるための痛みとして受け入れるならば、せめて、温度センサーで商品の鮮度を一定に保っているというお肉・果物・野菜を包装している袋をさ、成長を遅らせるものに変更したりしたら多少苦情は減るんじゃないかな。
イオンが2015年からネットスーパーで取り入れている鮮度を保つ為に独自開発したという袋をさ。イトーヨーカ堂ネットスーパーもやって欲しい。
温度センサーで鮮度を一定に保つ事は出来ても、倉庫自体が稼働してて灯りがある以上、野菜はずっと呼吸している訳で……鮮度は見た目にわからなくても進んでいると理解してるのかしら。。見開きの小冊子を良い紙で制作し、配送型での利点をカタログ
で利用者へ配布してたけど、webチラシと紙での領収書を廃止してまで良い紙のカタログを作る意味が判らない。
経費削減したいんじゃなかったの??
そこで売上が出たなら、そのお金をメーカー取扱の冷凍食品に充てるのでなく、使わなければいけないのは倉庫内の改造、働いているスタッフの時給値上げで仕事に対して責任とプロ意識を付けることでしょうに。
プライドがあるのかもしれないけれどさ、2015年からネットスーパーに力を注いできたイオンのネットスーパーやスーパーサンシのやり方を真似して欲しい。
退職者を募って人件費削減するよりも見直す場所があるはず。
じゃないと、黒字計上予定の配送センターでの店舗切り替えが失敗に終わる未来が見えて不安で仕方がない。