セクシー田中さんのドラマ　4話を見た感想(ネタバレ)

こちらの記事のAmazonリンクはAmazonアフィリエイトリンクを、楽天市場のリンクは楽天アフィリエイトリンクを、それ以外のリンクは他広告を使用しています

10月22日、日テレより夜の22時30分からセクシー田中さん　著者芦原妃名子さんの原作コミックがドラマ化しました。

4話は原作に登場する田中さんの加齢からくる病気との付き合い方、また周囲の人達のそれぞれの恋愛模様や悩みに焦点を当てた回となっていましたよね。

今日はドラマを見たアラフォー主婦の無二ぱんだが思ったこと、感じたことをつらつらと書きなぐっていきます。

第4回放送分は11月12日(日)

11月19日(日)22：29分まで、こちらから無料で視聴可能です。

見逃したかたはどうぞ＞＞＞

セクシー田中さん 11月12日(日)放送分第4話四十肩の苦難！踊れない私なんてただのおばさんよ！｜ドラマ｜見逃し無料配信はTVer！人気の動画見放題

笙野のことは、チョロい笙野→チョロ野と呼んでいます。

セクシー田中さん　4話のポイント
①40代となった田中さんを襲う四十肩。腕の回せる角度が45度までしか上がらずベリーダンスが踊れないと闇堕ちする田中さん
②チョロ野、意外と料理をすることが好きな男子
③自分を好きになって貰うために片思いの男性の悪口はダメだろう
セクシー田中さんのドラマ　4話を見た感想(ネタバレ)　まとめ

セクシー田中さん　4話のポイント

3話の注目すべきポイント

①40代となった田中さんを襲う四十肩。腕の回せる角度が45度までしか上がらずベリーダンスが踊れないと闇堕ちする田中さん

②チョロ野、意外と料理をすることが好きな男子

③自分を好きになって貰うために片思いの男性の悪口はダメだろう

今回ぱんだが突っ込みしたポイントはこの3つ。

一つずつ突っ込んでいきます。

①40代となった田中さんを襲う四十肩。腕の回せる角度が45度までしか上がらずベリーダンスが踊れないと闇堕ちする田中さん

四十肩になり落ち込む田中さんに、ベリーダンス教室の生徒さん達は違う病気じゃないかと疑います。セカンドオピニオンで他の病院で診察を受けるも、またしても四十肩だと説明を受け凹む田中さん。

教室には20代の倉橋さんのほか先生も30代で、加齢による症状にはなったことがなくて、田中さんの四十肩に対して「有り得ないこと」のように感じている描写が現代の感じとして刺してきています。

1人だけ同じ40代の方がおり、倉橋さんや先生の困惑した会話に面食らった表情をし、落ち込む田中さんへイライラした態度を付けるんですが、ぼそっと吐き捨てるようにいった言葉が、まさにその通りすぎて。

「若い人達にはまだわからないかもしれないけどね、いずれ通る道なの。自分で乗り越えていくしかないのよ～」

周りがとやかく心配したりしても、老いに立ち向かうのは自分自身！

本当そうだよなぁ。しんみりしちゃいました。

ぱんだも現在進行形で四十肩になっていて、ブラジャーのホックを取るのに腕を背中にまわすことが不可能な状態。無理にやろうとすると、田中さんと同じように激痛が走り、肩ひもを外したらホックが正面に来るまで回してから取っていたり。

②チョロ野、意外と料理をすることが好きな男子

ベリーダンスが踊れなくなったショックからダンス教室も欠席し、ふさぎ込む田中さん。チョロ野は田中さんが自分へ好意を向けていたと勘違いを起こしてて何か失礼な発言をして落ち込んでしまったんだとショックを受けます。

勘違いなんですが。

そこで一人暮らし・節約で自炊もしているチョロ野が恩返しとばかりに手作り弁当を作り夕飯時に持参してきたんです。

それもふさぎ込んでいる間ずっと！

その間に、田中さん宅にお邪魔し食器洗いなども手伝うようになったり。

ここでチョロ野が実は料理をすることが好きなこと、一人暮らしをするようになってから母親のありがたみを実感し、なんでもできるようになろうと決意してやっていることを明かします。

聞いててあ～これはチョロ野のお父さんの考え方(亭主関白)がダメなんだなーと思ってたら、実家に帰省した時に母親の食器洗いを手伝ってたら父親から「男は台所に立つんじゃない！」叱られてしまい母親の手伝いを辞めてしまったことを話してたんです。

昭和も昭和、妻は俺の一歩後ろを歩いてさえいればいいんだ主張の時代の思考です。

今だと考えられないかもしれないですけどね。

キッチンのテーブルに座って「おい、お茶！」注文だけしてお茶が提供されるのを待っている時代そのままがそこにありました。

チョロ野が好きな人を実家に招待したときのことも田中さんへ話し、彼女との帰り際に「お母さん、なんだか家政婦さんみたいだったね」

昭和も昭和の時代なら当たり前のような光景でも、現代令和の時代にそれは、家政婦・お手伝いサービスの人なんですよねぇ。

旦那さんの友人が家に遊びに来た際に、奥様へ全てやらせて自分は同僚と和気あいあいと楽しそうに談笑。同僚たちが帰った後は後片付けもせずに酔っ払ったまま……とか、はたまた同僚たちを連れて外へ飲みに繰り出すとかやっているときの奥様の心ははらわた煮えたぎってますので、家事のお手伝いはやって欲しいですよね。

この奥様を家政婦として扱っているご家庭でよくあるのは、家事炊事の仕事をするロボットのように接していて、休憩したり家族との会話に入ったり促したりをしない旦那や家庭によく見られます。

家に招く時には、奥様と同僚と一緒にいると居心地が悪いと思うのであれば、夕方まで外食を楽しんでもらうように旅行を促すとかゆっくり過ごして欲しい気持ちで送り出すのが正解でしょうか。

同僚やお友達が家に来るのにご飯は～とか嫁がいないと何も作れない……なんていうなら出前やウーバーを自腹で払えばいいだけじゃないですか。

とちょっと熱くなってしまいました。

チョロ野の家庭的な一面を見て、失言ばかりいう存外な性格をしているが、案外素直な一面もあり良い所もあるんだなと見直した田中さんでした。

③自分を好きになって貰うために片思いの男性の悪口はダメだろう

田中さんが見直したあとに自身を落としていく様子はなんというか残念な性格なんだなと思わずにはいられませんでした。

田中さんの片思いの相手が自分じゃないことを知り、相手は誰なのかを突っ込んでいくチョロ野。

弱っていたこともあり、つい名前を出してしまった田中さんへチョロ野の失言が飛び出します。

チョロ野：「田中さんより年上ってことは結構いってるじゃないですか。どんな奴なんですか？その年で独身って人ととしてどこか欠けてるというか。問題あるやつ多いじゃないですか」

田中さんは自身のことを言われたと思い

「私自身人として欠けているところもあると思いますし問題あるところもたくさんあるとおもいます」

チョロ野「田中さんのことを言っているんじゃなくて、その心配で」

田中さん「でも彼は既婚者なのでノープロブレム(問題無い)です」

チョロ野「……えっ？不倫？ダメです！」

田中さん「えっ」

チョロ野「そんな……年寄と不倫なんてそんなダメですって」

田中さん「いえ……この先相手にされる心配は無いので……不倫にはなりえません。それにみよしさんは48ですけど、若々しいですし素敵な方なので」

チョロ野「えっ？みよし……？嘘でしょ、なんなチャラい男。なんでよりによって…結婚してるくせにあんななりふり構わず女性に手を上げようとする男を！ろくなもんじゃない！！関わったら不幸になります！田中さんにはふさわしくないですよ！」

この後、田中さんは珍しく感情を表に出し、チョロ野に帰って下さい、と放ち追い出します。

静かこのやり取りで、チョロ野のどこの発言がダメだったのかであなたの恋愛においてダメな部分が浮き彫りになったことでしょう。

チョロ野の失言は完全に八つ当たりで、そもそも自分を好きだと勘違いしていたショックと恥ずかしさを田中さんへぶつけているだけ。

また自分をよく魅せるために他の異性の悪口を言いあなたのことが心配だからと注意するのもよくありません。

そもそもチョロ野だって、田中さんと親しいわけではないしその年にもなって独身で～の下りは自身にも突き刺さっていることに気づいていません。

これも昭和の男性で見られる行為の一つで、自分に価値があることを魅せるために他を下げる行動なんですけど、自分に価値があるかのように思ってるのは自分だけで、相手から見るとドン引きする行動だと気づかないとダメです。

こういうことがあってチョロ野に怒りを覚えたことを田中さんが倉橋さんへ説明し、チョロ野しねぇぇぇぇぇぇとばかりに怒りを覚えたところで4話は終了。

次回は、倉橋さんがチョロ野をどうやって懲らしめようかふつふつとした怒りを吐き出す回になりそうで今から楽しみです。

まー、倉橋さんと元カレの関係の行方も気になる…ならないな。

こっちは予想がつきます。進吾はプライドが高い男なんですよねぇ。ひそかにずっと倉橋さんを好きでいるけど酔って手を挙げてしまった行為は失礼だったと謝罪しその後「親友」という言葉でその後一切倉橋さんに手を出さずに、毎回倉橋さん宅から職場が近いからという言い訳をしつつ彼女に彼氏ができないか見張る日々。陰湿です。

いざ男の影がちらつき始めると、彼女の知らない場所で相手の男がどういうやつなのか探りを入れ始める。ここはチョロ野と年齢は違えど、同じような性格をしているが、方や36歳独身、かたやイケメン系20代男性と比較させているのも、このドラマの面白い点だと感じています。

40代の女性がみて、どう感じるのか、20代の女性がみてどう感じるのか。

それぞれの視点で感じてもらえるように年齢別で比較対象を出してるのわかります？

いやー、やっぱりこのドラマ面白い！