ぱんだの徒然日記

無二ぱんだが料理やスイーツ、気になる事を追求していくブログ

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《両親に関して》軽い言葉は慰めにならない

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さてさて
父の面会へ行ってきた時の事

病院には看護士さんと準看護士さん、それに介護士さんがいらっしゃいます
病院内ではそれぞれ見分けがつくような制服を着ています
看護士に比べて準看護士さんは、患者さんにいい事も悪い事もしゃべってしまう方が
たまにいらっしゃいます

元気付けてあげようとか色々な優しさからだとは思うのですが
看護士さんと違い、本人に言っていい事と悪い事の区別がついていない事が多いです

ある父をお風呂へ入れる担当になっていた準看護士さん
そろそろ退院出来る、と父に話をしたらしい
リハビリというリハビリは足腰を強くし、自分で歩けるようになる事
それが出来始めてるから、退院出来ても可笑しくない、と父に話したという

父はそれを退院出来るんだ、と確信を持ち、いつ退院出来るか
退院したら・・・後の事をシュミレーションし、父のお店に夜電話をかけてきた

父と面会をした際に、お風呂へ入れた準看護士さんに話をしたのかどうか聞いてみると
1泊家に帰ってみて様子見ぐらいは出来る、との事
いつ頃退院できそうか先生と話をして、もうそろそろ退院する日取りは出来るんじゃないか、という事だった


・・・
家族や医師を通り越して、記憶障害がまだ残る本人に何故そういう事を伝えるんだ
本人(父)は退院出来る、と思っている
看護士がいっていたから
退院出来ると思っている、確信してる人に、一泊だけ家に帰宅し、病院へ戻る事に
納得すると理解出来ると思うのか

そして、父はもう退院する気まんまん、仕事に復帰する気まんまんでいる
足元も頼りない、自分の店がどこにあるのかも判っていない
自分が住んでいる家の住所でさえ忘れている

そして一番怖い部分・・・性格が変わっている、という事だ


よかれと思って発言してる事は多くある
しかし時と場所を選んで発言して欲しい
患者にとっては、医師であろうが看護士であろうが、病院関係者の発言は
すべて心に響く程の威力がある言葉なのである
簡単に発していい言葉ではないのだ
その事をよく考えて欲しい

自分の事しか考えずに、母が倒れたらどうするか?の質問に
そんなのはどうでもいい
店へ俺がいつ行けるようになるかが問題だ、と発言した父

脳の病気の恐怖
死ぬか生きるかの問題だけではないんだ、と確信した日だった