ぱんだの徒然日記

無二ぱんだが料理やスイーツ、気になる事を追求していくブログ

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はちみつが高いのはなぜなのか?ミツバチの生態を調べてみたら高い理由が見えてきた

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トーストした食パンにマーガリン塗ってハチミツかけて食べたり、ホットケーキにはちみつドバドバかけて甘々にして食べるのって最高じゃないですか?

はちみつじゃなくてメイプルシロップもありですけど、どちらも美味しくするための最高の調味料じゃないですか。

 

でもでもちょーっとお高いのが玉に瑕。

はちみつの材料でもある花が群生している地域が少ないとか言われていますが、そもそもはちみつの蜜を運んできている「ミツバチ(蜜蜂)」の生態を知らないな~って思ったのです。

そこで蜜蜂の生態を調べてみたら、はちみつそのものが蜂たちにとって貴重なものであると判ったので、今日は無二ぱんだと同じように、はちみつ好きなんだけど高いんだよね~もうちょっと安くなってくれたら嬉しいんだけど~と感じているあなたに調べた結果を解説していきますので、良かったら最後までお付き合い下さいませ。

*なるべく虫が苦手な人にも配慮した表現にしてます。

 

ミツバチの寿命

まずミツバチの寿命ってどのくらいだと思いますか?

ぱんだは知らなかったのですが、働きバチの寿命は1か月~6か月、雄バチは1か月~2か月、女王様は2年~8年だというから驚きです。

女王様の寿命が2年~8年とバラつきがあるのは、子孫を残すために寿命が長いのだと推測できます。

雄バチの寿命が極端に短いのは次の回でわかります。

 

ミツバチの生態

さてミツバチの生態は、実力主義といいましょうか……けっこう厳しいです。

 

ミツバチには、女王様、身の回りのお世話&家の建設&全てをする女性陣、繁殖期に生まれる男性陣の3つから成り立っています。

 

子供を産めるのは女王様のみで、産まれた子供の9割が女の子で、残り1割が男の子となっています。

産まれた女の子たちに生殖機能はついていません。

身の回りのお世話をすると話しましたが、文字通り生涯を終えるまで「身の回りのお世話をする」のがお仕事なんです。通称・働きバチ

 

では男性たちは?というと、生まれてから女性陣達にご飯を貰いながら育ち、女王様の婚活期間に入る頃に成人し「女王様に毎日プロポーズしまくり交尾する」のが仕事。通称・交尾バチ(これはぱんだが勝手に名付けました)

仕事を成し遂げた男性は女王蜂に食べられ死亡してしまいます。

 

じゃあプロポーズに失敗した男性陣は?というと……女王様と交尾をするために飛行が許されていたので、失敗したら自ら羽をもぎ取り、女性陣からご飯を貰って食べて寝る生活をしますが、成長度合いによって家から追い出されてしまうんです。

家から追い出された男性は、女性陣のように食料を調達したりすることが出来ず、また飛ぶことができないので、家を追い出されるとそのまま空腹で昇天します。

 

また女王様もですね……世代交代があったりなかったり。

けっこう怖い社会してますよね……。

 

もっと詳しく蜂の生態が知りたい!!という方にはこちらをどうぞ>>>

ミツバチの生態 « ミツバチについて « 一般社団法人 日本養蜂協会

 

 

では次に、なぜはちみつが高いことに繋がるのか?

そこを見ていきましょう。

家にあるはちみつ 一部関係ないものもあり

 

生涯で運ぶはちみつの量

さきほど、身の回りのお世話をする女性陣達のお話をしました。

寿命は1か月~6か月だと。バラつきがあるのは、家を攻撃してくる他の種族と戦うのも女性陣の仕事なので、命を落とすこともあるからにほかなりません。

 

1つの卵から孵化した赤ちゃんが大人になるまでの期間は約14日

ですので、女性陣が花から家に蜜を運んでくる期間が14日のみということになります。

この14日の間で1匹が運んでくるはちみつの量は、約スプーン1杯分、5g程度なんです。

それが積もり積もって集まったのが、私たちがスーパーで高いなぁ~と眺めているはちみつとなるんです。

 

はちみつがいかに貴重なものであるか、おわかりいただけただろうか。

 

では、次は高いはちみつと安いはちみつがある理由を見ていきましょう。

 

はちみつに高い、安いとあるのはなぜか?

生涯で運んでくるはちみつの量が5gだといいましたが、養蜂家さんの庭を居住地としている蜂たちの数も異なります。

広い土地で大勢が住んでいるところもありますし、小さい庭に住んでいる場合もあります。

 

蜜を運んでくるには、当然花や草木の花粉が必要不可欠。

この花や草木が都道府県の一部地域のみに群生しているのか、全国的に分布しているのかどうかによって、その花や草木の香るはちみつが採れる量も変わってきます。

それが、はちみつが高い・安いと言われている理由となっています。

ネットの情報を色々見ると……ね。

 

でもですね、ぱんだが思うに、採取される花がどうのこういうよりも、生涯かけて貴重な赤ちゃんたちの食料であるハチミツをお裾分けして頂いて、人間の口に入ると考えたら、高いのは当たり前なんじゃないかなぁと思うのですよ。

 

特定の花のはちみつを作ろうとなると、彼らの行動範囲にその花だけを取って貰うように工夫しないといけなくなりますから、手間暇がかかります。

テレビの番組で東京都の新宿のビルの屋上で、東京都産のはちみつ作りの過程を放送していましたが見ていた方はいるかな。自然を相手にしているので大変な苦労が見受けられてましたよね。

 

また自然界ではミツバチを襲うのはスズメバチですが、人間が外敵から守るかわりに、はちみつを分けて頂き、それが市場に流れて生活する私達の元に来るのだとしたら、もっと養蜂場さんにミツバチを守っていただきありがとうと感謝をし、ありがたい気持ちではちみつを購入したら、養蜂場も売上が伸びて、より住んでいる方たちに仲間を増やすことが出来るようになったり外敵から守る工夫も出来るようになるから、嬉しいと思うんですよねぇ。

ちなみに、外敵から攻撃され昇天しても子孫が残せるように、女王様が1日に産む卵は1000~2000個と多いです。

 

まああくまでもぱんだ個人の発想ですが。

 

あ、あとはちみつと一緒に、ロイヤルゼリーも耳にすると思いますが、このロイヤルゼリーが何かといいますと、女王様だけが食べる特別な蜜だったりします。

ちりつものはちみつと違い、1つの居住区に一人だけなので、お裾分けで貰う量にも限りがあるので必然的に市場だと高くなっています。

 

では次~。番外編ですが気になる人もいると思うので。

 

純粋はちみつと加糖はちみつの違い

 

純粋はちみつ100%ではなく、他に水あめや砂糖を加えた加糖はちみつは、純粋はちみつよりもお値段はお安くなっています。

実際にはちみつを一口食べてみて、風味や味がしっかり感じる方が好きであれば、そこそこの値段がするはちみつを購入したらよいですし、料理や砂糖の代わりで味の違いを気にせずお財布に優しい方が良いのであれば、加糖はちみつでも良いと思います。

 

スーパーに置いてあるはちみつのパッケージ裏を見ると、どこの養蜂家さんが製造しているのか記載があったりしますので、その養蜂家さんのサイトで直にはちみつが売られていないかチェックしてみるのも良いかもしれません。

 

沖縄原産のサトウキビから作られた黒糖も、今は100%黒糖とはちみつ同様に黒糖風味の糖もあるようですが、食べ慣れていないと判らないですものね。

100%黒糖と黒糖風味の違いは、原材料がサトウキビのみかどうかですので、パッケージ裏を確認してみて下さいませ。

 

高い安いの話から派生して、無二ぱんだオススメのはちみつ2店舗をご紹介します。

まずは……養蜂家さんのはちみつ>>岡山県産純粋蜂蜜の製造直売・かもがた養蜂Pristine

オンラインショップがありまして、チェックして頂けるとわかりますが、花の種類別にはちみつが売られているんです。

それも自家製で仲介流通していないため、お値段もお財布に優しいのが嬉しいポイント。

 

長野県軽井沢に店舗を構える養蜂園さんのはちみつ>>

はちひげおじさんの荻原養蜂園|安全で美味しい信州の蜂蜜

こちらはぜひ観光もかねて、現地へ行って欲しくて紹介にあげました。

約20種類以上あるはちみつがクラッカー付きで試飲できるので、苦いはちみつなどあなた好みのはちみつを探すことができるんです。

甘いだけじゃない、苦いはちみつもあるのを味わってほしい。

 

では、余談話も含めてまとめです。

 

はちみつが高いのはなぜなのか?ミツバチの生態を調べてみたら高い理由が見えてきた まとめ

さて長く解説をしてきましたが、はちみつが高い理由がなんとなく理解できたでしょうか。

寿命が短いこと、一生涯で集めるはちみつの量がスプーン1杯5g程度だということ。

花粉となる花や草木の分布場所により、採れるはちみつの種類が変わること。

 

余談ですが、春になると球体となったミツバチの集合体を見ることがあると思いますが、これはミツバチの家の住民たちが増えすぎると、ごくたまに一家に女王様が二人生まれることがあるんです。

そうすると、分家として二人目の女王様は新しい土地に引っ越しをしなければならなくなり、身の回りのお世話をする女性陣達と一緒に長距離移動の引っ越し先を探す旅を余儀なくされます。

もし近くでミツバチの球体を発見したら、それは長距離移動の引っ越し途中で休憩をしている状態ですので、慌てずに都道府県別の関係窓口にご連絡をして下さい。

 

各都道府県別の農林水産省の畜産担当部署はこちら>>>都道府県関係窓口:農林水産省

知り合いの養蜂家を知っているなら、そちらに連絡しても構わないと思います。養蜂家さんが喜んで向かいますので。

 

ということで、はちみつが高い理由はミツバチの寿命と14日間で集めている圧倒的に量が少ないということが判ったところで締めたいと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

役立った、面白かった、画像のお酒に興味を持ちましたら、ぜひ買ってみて下さいませ。結構甘めな度数高めのお酒ですので、炭酸で割ると美味しく楽しめると思います。

それでは、また。

 

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