はてなブログには、過去1年前のその日、こういう記事を書いていましたよとお知らせメールが届く。
これであぁこの時はこういう心境だったな……振り返ることができるようになっている。
情報をサーチしまくり何時間何日と労力を使ってUPした記事はタイトルを見たら何を書いたか判るが、日記でも想いを込めたものであればタイトルを見て当時に戻ることが出来る。
そこで去年の12月は何を書いていたのかな?振返ってみると、闇オチしていた。
この12月という時期はすごく厄介なもので、夏よりも日照時間が短いことによりネガティブな事を考えすぎないようにするブレーキがぶっ壊れるし、寒さにより脳が委縮したりで良くないことを考えがちになるのが当たり前のように起きてしまう時期らしいのだ。
夜中寝付けなくて色々と考えてしまうことってありますよね。
日中なら、ま、考えても仕方ないし忘れよ忘れよ、ってなるのになー、ていう繰り返し。
この「日中なら」「夜中」の差は結構重要で、「夜中」はそろそろそネガティブ思考は辞めといたほうがお前のためだぞとブレーキをかけてくれる奴が熟睡モードなので歯止めが効かない。だから、ありもしない未来の良くない事もどんどんどんどん溢れてきて勝手に暴走して勝手に不安に陥って眠れないまま朝を迎える。
そして日中は眠気で寝て、夜中になるとまた良くないネガティブがどんどん溢れて勝手に暴走して勝手に不安に陥り、うつになるのである。
夜中起きてても良い事が無いよ、きちんと寝ようと言われているのは、ブレーキをかけてくれるやつがいないからである。大抵一人で考え事をしてるし、ブレーキをかけてくれる役割の代打、第三者に打ち明けたりしないじゃん?
まぁ、だから何が言いたいかというと、夜は何がなんでも寝ろ。
うつっぽくなって病院へ行ったなら、夜なかなか考え事をしてしまってて寝付けない旨をきちんと話そう。根本的な悪い問題を片付けるのが先ではあるが、日中活動していたら少なくても夜中に起きて暴走し不安に陥る事は無いのだから。
で、だ。
お金のことを考えると~。
人は遅かれ早かれ寿命が存在する。
病気で入院・手術・再入院になるかもしれないし、認知症になり施設で最後のときまで居ることになるかもしれないし、その時が来ないと判らないが現状すでに起きてしまっている事実は未来に良くなることは限りなくゼロに近い。
というのは、現在母はまだらの認知症と膠原病、父は骨粗しょう症を患っている。
二人とも70代。
あと何年先になるか判らないが、少なくても30年後は生きていないと思う。
現状両親が患っている病が回復する見込みがあるとは言い難い。
アルツハイマー病は脳のガンを取り除けば改善する見込みがあるらしくその新薬や開発は進んではいるが、アルツハイマーと認知症はまた別の問題なのだ。
少し前に「非課税で5憶円貰ったら何をしたい?」お題がSNSで出ていた。
若い世代の人達は土地を購入し駐車場を作り、仕事を辞めて悠々自適に暮らしていきたいなど楽しそうに話をしていたが、ぱんだはというと、
24時間看護師が常駐している介護施設の入学金・及び毎月の月謝はいくらぐらいになるのか、実家周辺の介護マンションを調べてみたら、とてもじゃないが5憶じゃ足りなかった。
病気で入院することになるかもしれない、その場合、国民3割負担使っても1泊1万円は出費する。保険加入で賄えると安心しているかもしれないが、支払われるのは後払いなので、先に払えるだけのお金は確保しておかないといけない。
市や区が運営している老人ホームの売りは月謝が安いのが最大のメリットであるが数百人規模で空き待ちだ。
さきほど5億じゃ足りない話をしたが、24時間看護師が常備しているような高級介護マンションは頭金で3千万以上を支払い、毎月の月謝は20万を超える。
しかしこれは、東京都23区でのお話で、地方はまた違うかもしれない。
未来をかんがえると末恐ろしいが、貯蓄は合っても困らないので、全国の認知症入居可・有料老人ホームの月額が令和5年現在どのくらいなのか、こちらでチェックしてみるのがよいかもしれない>>>【全国】認知症入居可の有料老人ホーム・介護施設一覧から料金相場・空き状況を確認|LIFULL 介護
祖母が永住型の市が運営している老人ホームに20年ほど居たが、その時に経験したのは、住み慣れた場所を離れ、月謝が安い老人ホームへ一時期入居していたことがあるが、昔話をしても同じ施設の仲間に話しが通じず、友達が作れなくて明るかった性格が塞ぎ込んでしまったことがある。
結果、住み慣れた市内で空きを待ち入居してからは友達が出来て本来の明るさを取り戻し居心地よく過ごせていた。
月謝を払う側はできるだけ安いところを……と探しがちだし、新天地は心機一転気分転換にもなるでしょ!と思うかもしれないが、認知症の場合、昔の若い頃の記憶は忘れずに記憶していることがあるから、その記憶を頼りに話しをしても通じないとなると、自身の存在意義というか、ただでさえ日々忘れていく自身にショックを少なからず抱き、そのショックな気持ちも翌朝には忘れ新たに仲間に話しショックを抱く……ループを毎日経験するかもしれないと思うと、色々出費がかさみがちになるのは仕方ないのかもしれない。
んで、両親だけでなく、自身もお世話になるかもしれないと考えると、
もうね、10憶でも足りないと思う。
そんな時に一つの打開策で取り上げられるのは、海外の介護事情。
介護先進国であるデンマークではないだろうか。
税金は高いが、若いうちに払っておけば、老後になって全て無料で介護が受けられると20年前ぐらいに話題になりましたよね。
そのデンマークの消費税っていくらだと思います?日本は10%、年間所得330万~690万なら20%ですが、あちらは消費税25%で年間所得税は580万以下は55%。自動車所得税は280%と高額です。
国税庁の所得税一覧はこちら>>>No.2260 所得税の税率|国税庁
まぁ貰う給料がそもそも違う!という話になってきますが、そこは介護とは違うのでここでは割愛します。
そこまでいったなら事情を詳しく知りたいのであれば、デンマーク 労働時間で検索をかけたら出てきます。こんな感じで>>>デンマークの短い就労時間の秘密は昼休みにあり?! - Living in Denmark
このサイトの運営者、デンマークで仕事をしている日本人の方で、会社事情が詳しく書かれいて興味深いです。
介護先進国1位のデンマークに行きたい日本人は多いかもしれませんが、そもそもの思考が違うので一長一短、郷に入ったら郷に従えなければしんどいだけな気がします。
男女平等、全国民が家事・炊事が出来る、出来るようになり役割分担するのが当たり前で、それプラス共働きが基本の国ですし。
と色々世界を見てしまうと、日本国内だけで介護の事を今考えても悪くはないが今すぐに考えてもすぐ結果につながる訳ではないので、視野を広く持ち質素に慎ましく生活することを心掛けるのが一番なのかなぁと思うのです。
デンマークでは外食は「贅沢なこと」ほぼ全ての国民は家庭料理を楽しむようですからね。
では、つらつらと書きなぐった話にお付き合い下さりありがとうございました。
年末まで駆け抜けていきましょうね!
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